【栃木】古賀志山 登山 〜 岩壁を乗り越えた先にある日光方面の山々を一望する旅

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2023年2月5日

栃木県にある古賀志山に行ってきました。標高は583mです。

古賀志山は、栃木県宇都宮市の北西郊外に位置し、日本百低山に選定されています。

最も高い古賀志山(標高583m)のほか、御嶽山(標高560m)、赤岩山(標高535m)が一体の山塊として見えるため、これらをまとめて「古賀志山」と呼ぶこともあります。

古賀志山トレッキングマップ

主な登山口としては、

  • 宇都宮市森林公園駐車場登山口
  • 古賀志山南登山道入口

の2ヶ所があります。

今回は「宇都宮市森林公園駐車場登山口」を起点として、北コースを通り古賀志山・御嶽山へ行き、南ルートを通り森林公園へ戻る周回ルートで行きました。

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古賀志山について

地図

地図

今回は、宇都宮森林公園駐車場登山口からスタートしました。

コースタイム

  • 8:21
    宇都宮森林公園駐車場登山口
  • 9:10
    広場
  • 9:23
    富士峠
  • 9:37
    古賀志山
  • 9:59
    御嶽山
  • 10:41
    南コース登山口
  • 10:42
    坊主山
  • 12:24
    宇都宮森林公園駐車場登山口

行動時間は、4時間11分です。

実際に歩いた登山ルートに関しては、YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください。

古賀志山・御嶽山・坊主山 / こうき@登山初心者🔰さんの古賀志山・赤岩山・鞍掛山・男抱山・半蔵山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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駐車場情報

登山口付近の駐車場は大きく分けて以下の2ヶ所です。

  • 宇都宮市森林公園駐車場
  • 市営古賀志山南登山道駐車場

それでは、順番に紹介していきます。

宇都宮市森林公園駐車場

ここは宇都宮市森林公園駐車場登山口から一番近い駐車場になっています。

赤川ダムを中心にキャンプ・バーベキュー・サイクリング・トレッキングが楽しめる緑豊かなアウトドアスポットであるため、休日には多くの家族連れや団体客で賑わいます。

駐車可能台数が多いため、駐車場難民になることはないでしょう。

駐車場には公衆トイレや公衆電話が設置されています。

営業時間:7時30分〜18時(11月から3月までは8時30分〜17時)※時間外は道路脇の駐車スペースを利用可能
台数:350台+50台程度
トイレ:あり
料金:無料
足洗い場:なし

市営古賀志山南登山道駐車場

ここは古賀志山南登山道入口から一番近い駐車場になっています。

駐車場に行くまでの道が対向車とすれ違うのも難しいくらい狭いため、利用する際には注意が必要です。

営業時間:24時間
台数:40台程度
トイレ:あり(簡易式)
料金:300円(1日)
足洗い場:なし

古賀志山 登山

北コースを通り、古賀志山へ

森林公園マップ

早朝8時頃に宇都宮森林公園駐車場に到着。

そこそこ車は停まっていましたが、駐車場がかなり広いということもあり難なく駐車できました。

到着時間がやや遅くなってしまったため、急いで登山の準備をして出発します。

まずは赤川ダム方面に向けて緩やかな上り坂を歩いていきます。(赤川ダムは工事中でした)

赤川ダムに沿って歩いていくと、「SUBARUの森」の看板を発見!

この地域はSUBARUが協力して森林の整備・保全を行なっているらしい。(SUBARUは群馬県じゃないの…?)

また、事前に予約をすると無料で利用できるバーベキュー場があり、多くのトイレが設置されています。

この先にはトイレは無いため、ここで済ませていきましょう。

前方の登山客のあとに続いて歩いていると、急斜面の岩場を登っている人がいたため、「まさか、ここを登るのか…!?」と思いましたが、正規ルートは右側にある道でした。

時折小石が転がってきたため、リアルに落石に注意です。

この自然豊かな感じが良いですね。ここから本格的な登山道に入っていきます。

途中で足場が悪い箇所もあるため、通る際には注意が必要です。

ひたすら緩やかな上り坂を進んで行きます。登山客はそこまで多くはないです。

登山開始から1時間ほど歩くと、富士見峠に到着です。付近には休憩できそうなベンチが3つほどあります。

富士見峠から10分ほど歩くと、古賀志山山頂に到着します。

天気も良く空気も澄んでいるため、遠方まで見渡すことができます。両サイドの木の枝がやや邪魔ですが。

山頂には多くのベンチが設置されており、昼休憩には最適です。

朝から何も食べていなかったため、僕も山頂付近のベンチで休憩します。

今回はそこまでがっつり登山をする予定ではなかったため、軽食しか持参していませんでした。

こういう寒い日には暖かいコーヒーが飲みたくなりますね。保温ボトルでお湯を持って来ればよかった…!

岩場の先にある御嶽山

次は御嶽山に向けて緩やかな上り坂を歩いていきます。途中に鳥居があったため、登山の無事を願って安全祈願をしました。

なぬ、岩場ルートと普通のルートの2種類があるだと…。スリルを味わいたいから、岩場ルートを行きます!!

鎖場となっている巨大な岩場が立ちはだかります。

しかもこれ、1つ2つではなく、3つ4つと巨大な岩場を乗り越える必要があります。

冬に登山に行くのが初めてで、「寒そうだから」という理由で前日に登山用グローブを購入しましたが、古賀志山の岩場では必須アイテムです。

岩場の最後のハシゴを登ると、御嶽山山頂に到着します。

天気が良かったため、遠方の山々も鮮明に見えました。左側に見える大きな山は、「男体山」ですね。いつか登ってみたい…。

朝は冷え込んでいて厚着してきたのですが、山頂まで登るとかなり暑くなってきます。気付いたら夏登山スタイルに。

山頂直下に休憩できそうな岩場があるものの、かなりゴツゴツしているため昼休憩には厳しそうです。

昼食は古賀志山山頂で食べることをおすすめします。

道に迷いながらも下山 南コースを通り下山

下りの岩場ルートは自信がなかったため、下山は岩場ルートではなく普通の登山ルートを通ります。

ここでハプニング発生!

登山ルートを道なりに進んでいたところ、気づいたら正規の登山ルートから外れていました。

急いで正規ルートに復帰しようと道なき道を進んでいたところ、急坂の落ち葉に足を取られて滑ってしまいました。

とっさに手をついた際に登山用グローブをしていたため、怪我をすることはありませんでしたが、一歩間違えれば転倒して滑り落ちていた可能性もあります。

正規の登山ルートを外れた場合は、一度引き返した方が無難ですね。

ひたすら木道の階段を下っていくと、開けた場所に出ます。

しばらく歩くと開けた道路に出ます。正規の登山ルートは左側の「一般車両通行禁止」と書かれた看板の方向になります。

ここからは平坦な道が続くため、かなり歩きやすくなっています。10分ほど歩くと再度開けた道路へ。

分かりにくいですが、正規の登山ルートは写真の矢印の方向になります。(僕は道を間違えました)

この先は樹林帯が続き、ひたすら木道の階段を下ります。所々に小休憩ができそうなベンチがあります。

途中に逆立ち腕立て伏せの壁がありました。こんなところで逆立ち腕立て伏せする人なんているのだろうか…。

さらに進むとダムに面した道路に出ます。ここからはダムに沿って歩いて駐車場に向かいます。

登山後に食堂へ寄って休憩

駐車場付近に食堂があったため、登山後に立ち寄ってみることに。

時間が早かったせいか、僕以外にお客さんはいませんでした。

店内はアットホームな雰囲気で、店員が一人で対応していました。

メニュー数はかなり豊富で、何を注文するか悩んでしまいます。

登山後でお腹が空いていたため、バラ丼と焼きおにぎりを注文しました。

かなりボリューミーで味もしっかりしていて美味しかったです。しかも、これで700円は安すぎる!

また古賀志山に来る機会があったらリピートしたいですね。

※営業時間は、11時30分〜15時(オーダーストップ 14時30分)となっています。

古賀志山の登山を終えて

今回は栃木県にある古賀志山に登山に行ってきました。

スリリングな岩場があり、低山とは思えないほどの迫力がありました。

これまでは夏〜秋の時期のみ登山をする予定でした。

ただ、雪を気にせず登れる低山なら冬でも登山が楽しめると思い、今回は初めて日本百名山ではない地元の低山に挑戦しました。(雪山登山に行く勇気はない)

今後は夏と秋は日本全国の日本百名山を登り、冬は地元の低山を登るという新たなスタイルで登山を楽しみます。

2023年初登山ということで期待と不安がありましたが、今年も最高の登山生活を送れそうです。

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