2022年10月29日
茨城県にある筑波山に行ってきました。標高は女体山の877m、男体山の871mです。
「西の富士、東の筑波」と称される筑波山ですが、日本百名山の中では最も標高が低く、開聞岳(標高924m)とともに1,000m未満の山です。
また、男体山と女体山の2つの山頂を持っており、ロープウェイやケーブルカーで山頂まで行くことが可能です。
山頂までの登山ルートは、御幸ヶ原コース、白雲橋コース、迎場コースの3種類があります。
筑波山について
地図
筑波山神社スタート地点として、行きは白雲橋コースで上り、帰りはケーブルカーで下ってきました。
コースタイム
- 7:07白雲橋コース登山口
- 8:30筑波山(女体山)
- 9:03展望ポイント
- 9:04筑波山頂駅
- 9:29筑波山(男体山)
- 10:25展望ポイント
- 10:26筑波山頂駅
行動時間は、3時間34分です。
実際に歩いた登山ルートに関しては、YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください。
駐車場情報
筑波山登山用の駐車場は民間の駐車場を含めると、数多くあります。
その中でも主要な駐車場を紹介します。
筑波山神社駐車場
ここは登山口からかなり近い駐車場となっています。(今回はこの駐車場を利用しました。)
駐車場にトイレは併設されていませんが、徒歩5分ほどの場所に筑波神社のトイレがあります。
駐車場への出入り口が急坂になっているため、車高の低い車などは注意が必要です。
営業時間:24時間
台数:65台
トイレ:なし
料金:500円(入庫後24時間まで)
筑波山 登山
筑波山神社から女体山へ
駐車場から登山口に向かう途中に筑波山神社があったため、登山の無事を願って安全祈願をしました!
鳥居を抜けると本格的に登山スタートです。
上り始めは登山道が整備された階段を登っていきます。
10分くらい歩くと分岐地点があり、白雲橋コースは左へ、迎場コースは右へ進みます。
途中に「弁慶七戻り」と呼ばれる奇石があります。
今にも頭上から落ちてきそうなその不安定な姿から、かの武蔵坊弁慶ですら通るのをためらったという言い伝えが残っているらしい。
登山開始から90分ほどで女体山に到着しました。
女体山山頂には多少のスペースはあるものの、昼食を食べれそうな場所はありません。
そのため、昼食はこの後説明する「御幸ヶ原」で食べることをおすすめします。
御幸ヶ原
女体山山頂から10分ほど歩くと「御幸ヶ原」に到着します。
御幸ヶ原というのは、女体山と男体山の山頂を結ぶ山頂連絡路です。
コマ展望台、ケーブルカー筑波山頂駅、茶屋があるため、登山の休憩を取るには絶好の場所です。もちろん、トイレも完備されています。
「コマ展望台」には360度のパノラマを楽しみながら食事ができる展望レストランがあります。
コマ展望台の屋上からパシャリ。登山バッジは、コマ展望台の売店や付近の茶屋で購入することができます。
筑波山登山道内は火気厳禁ですが、御幸ヶ原の一画にある「筑波山バーナーエリア」に限りバーナーを使用できます。
筑波山名物のガマの油売りがいました。
男体山へ
次は男体山頂に向けて出発です。
15分ほどで到着しますが、意外と急坂になっているため体力を使います。
男体山山頂に到着しました。山頂からの景色は絶景です。関東地方が平野であることが良く分かりますね。
山頂には徳川幕府の守護山としてもあがめられていた筑波山の男体山御本殿があります。
筑波山ケーブルカーで下山
再び御幸ヶ原に戻り、筑波山頂駅からケーブルカーで下山します。
紅葉の時期でかなり混雑しており、満員電車ならぬ満員ケーブルカー状態でした。
基本的には毎時00分、20分、40分の20分間隔で運行していますが、多客時にはそれ以外の時間にも臨時で運行します。
また、大人1人の料金は、片道590円、往復1,070円となっています。
詳しい時刻表と料金表は以下の公式サイトから確認できます。↓↓↓
内装は派手に装飾されており、観光客を魅了します。インスタ映えする写真が撮れそうですね。
ケーブルカーの車窓からは紅葉した木々を眺めることができます。
筑波山頂駅から筑波神社拝殿横の宮脇駅までは8分ほどで到着します。
ちょっとした売店があるため、登山後の休憩には最適です。
筑波山の登山を終えて
今回は日本百名山の一つの筑波山に行ってきました。
筑波山は山頂付近までロープウェイやケーブルカーが運行しているため、初心者の方や家族連れの方でも楽しめると思います。
登山コースは複数あり、それぞれ景観や難易度が異なるため、コースを変えてリピートする人が多いです。
ただし、紅葉の時期は大変混雑し、車で行く方は駐車場難民になる可能性が高いため、注意が必要です。
今回は秋の紅葉の時期に行きましたが、次回は夏の新緑の時期にも行ってみたいですね。